2015年5月9日土曜日

OS X Yosemiteのアニメーションが遅いときにやったこと(2008-2012 Dual-GPU MacBook Pro)

Yosemiteさんアニメーションがカックカクやん

今更、Yosemiteのアニメーションが重い時にやったことを書きます。前提条件として2008-2012年までに発売されたDual-GPUを搭載しているMacBook Proが対象です。Dual-GPUはIntelのHDグラフィックスとディスクリートGPU(高性能)が2つ搭載されていて、使用状況に合わせてGPUを切り替えることで省電力に貢献しているとのこと。ディスクリートGPUの方が高性能なので、もちろんアニメーションについてもディスクリートGPUの方が良いと思っていたのですが、どうも逆の様です。Yosemiteのアニメーションだけで言うと確実にIntelのHDグラフィックスの方がヌルヌル動きます。(あくまで私の環境。MacBook Pro(15-inch, Mid 2010), OS X Yosemite 10.10.3, 2015/05現在)

2015/10/17 追記:
OS X El Capitan にアップデートしたらアニメーションの問題は全て解決してしまいました。この件だけで言えばOS X El Capitanにアップデートすることをオススメします。

IntelのHDグラフィックスGPUに固定しちゃう

ということで、IntelのHDグラフィックスにGPUを固定してしまえば良いことに。後はGPUのスイッチをある程度制御が可能なgfxCardStatus(free and open-source)を利用して固定するのみです。「Integrated Only」にすれば固定できます。(たまに強制的にディスクリートGPUになる場合もあります)

おわりに

一般的にはキャッシュクリアしたり、アニメーションを無効にしたり、透明度を下げたりすることで、ある程度不満は解消できるようですが、それ以外の方法として書きました。また、せっかく高性能なGPUを搭載しているのに、あえて使用しない方向へ設定しているという「なんでやねん感」がハンパないです。でも、結構ヌルヌル動くので自分は満足しています。

ちょっと誤解を招きそうなので追記。 OS起動後に何もアプリケーションを起動していない状況ではディスクリートGPUの方が滑らかにアニメーションしていますね。ですが、私の環境では特にターミナルを半透明背景で起動していると状況が逆転し、ディスクリートGPUの場合はカックカクです。この状況下でIntelのHDグラフィックスGPUの場合はまともにアニメーション出来ているということです。ディスクリートGPUの場合、Yosemiteの半透明やブラー効果のアクセラレーションが効いていないみたいな感じでしょうか。

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